バウムテストを使ったADDの心理検査

バウムテストを使ったADDの心理検査

スポンサーリンク

心理検査のひとつであるバウムテスト

精神的な状態を診断するためには問診が多く用いられます。受け答えと言う限られた内容しか聞けないものに対して心の中のことを自由に表現してもらうことができるテスト方法があります。それがバウムテストです。

 

患者に紙を渡すことで心の中のことを絵で表現してもらいます。よく使われる題材として「実のなる木を書いてください」と言うものです。書き方や紙の使い方などは一切指示しません。

 

このテストは言葉が理解できる年齢であれば行うことができるので幼年期の子供に対しても行うことができます。ただし、気をつけなければならないことは図画の技能の有無が影響する点です。

 

絵の上手い下手ではなく、何をどう描いているかを確認します。紙の向きや鉛筆の筆圧、書く回数、大きさ、線と線のつなげ方などによりADDなどの症状を見つけます。

 

ADDと診断されるバウムテスト

バウムテストを行った心理検査において、ADDであることが考えられる作図には幾つかの特徴があります。

 

まず、注目すべき点は筆圧の不安定さです。

 

注意力が続かないことから安定した筆圧を維持できないことが考えられます。また、途中で書くのをやめてしまうことや短時間で作図してしまう場合も注意力のなさを示しています。作画方法が途中で変わる場合もあります。それは技法ではなく、明らかに気持ちの変化が読み取れるような違いです。

 

例えば1本の線で書いていた枝を2本で書くようになったりすることが考えられます。その他に、異常な執着を示す場合もADDと考えられます。

 

一度思いつくと一心に物事を続ける傾向があるため、同じ形の実を異常な数書いていいたり、同じ向きの枝がいくつも書き連ねてあるような状態です。

スポンサーリンク