ADDと学力に関係はあるのか?

ADDと学力に関係はあるのか?

スポンサーリンク

主な症状、原因

ADDとは、注意欠陥障害と呼ばれる発達障害のひとつです。すぐに気が散ってしまう、集中できない、物忘れやミスが多いという特徴がよく挙げられます。現在、障害を完全に治す方法はありません。

 

しかし、やり方を工夫したり環境を変えたり、薬によって特性を押さえたりする方法で、症状が改善することがあります。原因は遺伝的な要素が指摘されていますが、はっきりとしたものはまだ判明していません。複数の遺伝子異常が、脳の一部を委縮させているのではないか、という見解もなされています。

 

学力との関係

ADDを説明する上でよく引き合いに出されるのが、学力との関係です。脳の発達に関連した障害なので、学力も低いのではないかという見方がよくされます。

 

しかし、ADDだから学力が低いということはありません。同じADDという障害でも人によって特性がかなり違うので、勉強ができる人、そうでない人がいます。知的な能力・認知機能の水準は標準という人も多くいます。よって、学力との直接的な関係はありません。

 

しかし、ADDの特性が間接的に影響することがあります。標準以上の知能を持ちながらも、得意・不得意の差が著しく、知能がアンバランスな人が多いのです。その結果、均整のとれた成績ではなく、得意なものは誰よりも高い成績を残しながらも、不得意なものはとことんできないという傾向が出やすいのです。

 

直接的な関係はないものの、人によって影響が出ることもあります。また、他の発達障害が併発すると影響が出ることもあります。例えばLD(学習障害)は、発音・言語の発達と学習スキルに関係する障害です。併発すると、ADDの特性としてではなく、LDを理由とした影響が出ることがあります。

スポンサーリンク