PET検査でわかったADDの脳の状態

PET検査でわかったADDの脳の状態

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PET検査で脳の異常がわかる

ADDでは、短期記憶をつかさどる脳の部分の活動状況が鈍いことが報告されています。以前まではADDは精神障害の一種で、後天的に生じる精神のトラブルが原因と考えられてきました。

 

しかし、PET検査という生体機能の検査に特化した検査方法をしたところ、ADDでは先天性の遺伝が原因となっていることがわかりました。これにより脳内の神経伝達物質の量に過不足が生じて周りと同じように行動をすることが困難になってしまいます。

 

集中力が持続しないので、静かにしていなければいけないシーンでペラペラ喋ってしまったり、じっとしていることができなくてルールが守れないということが問題視されやすいです。ただし、興味のあることには凄まじい集中力を見せるため、中には優秀な頭脳を持っている人も存在します。

 

脳の一つの特徴としてとらえて生きる

PET検査で判明した短期記をつかさどる脳機能の部分的異常というのは、つまり海馬がうまく働いていないということです。認知症ではこの海馬の機能に影響が出ることで、何をしたのかというエピソード記憶が失われてしまいます。この海馬がうまく働いていないことがADDの脳の活動状況では顕著にみられたということです。

 

だからと言ってADDだと認知症になりやすいというわけではなく、あくまでも脳の一つの特徴としてとらえれば、日常生活を行っていくことは可能です。確かに普通の生き方を模範とすると苦労はしますが、集中しやすい環境を作り出す工夫をしたり、興味のあることに集中して成果を出すことで自分に自信が持てるようになります。実際、ADDの人は優れたアイディアで社会的成功を収めている人も少なくありません。

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